またいつか

いしいひろきです。


本日は大寒でしたね。

日中は言うほど寒くなかったですが、先週末は都内でも雪が降ったり、まだまだ冬はこれからが本番なのかもしれません。



さて、先日の土曜日は間一訓の活休前ラスト企画ライブに出演させて頂きました。


間一訓(以下カズ)12年ほど前に通っていた音楽専門学校の同級生で、実はマホガニー&コアの初ライブの日にも共演してくれた縁のあるアーティストなわけです。



僕は20代前半でバンドを辞めたあと、改めて音楽と向き合うために一から弾き語りを勉強しようと決意し、24歳で学校へ入学しました。


入学前のクラス分けでたまたま一緒になって、たまたま最初に話したのがカズでした。


そのときは、まさかこんなに長い付き合いになるとは想像もしていませんでした。


でもカズは、冗談なのか何なのか「僕はこうなると思っていましたけどね」と言っていました。


まぁ確実に思っていなかったと思います。



そんなカズが、昨日のライブを区切りに、今後はライブ活動を一旦お休みすることになりました。


奇しくもマホガニー&コアとほぼ同じような時期に活休することを発表したこともあり、やはりどこか巡り合わせのようなものを感じてしまいます。


カズとは音楽を通して、様々なことを一緒にやりました。

楽曲制作、バンド活動、レコーディング、ユニットなど。


あとは、よくみんなで飲みに行きました。


オールしたときは、大抵僕が最初に居眠りしてしまい、朝になると必ず僕の顔一面が落書きだらけになっていました。


若かったなぁ。

今となっては良き思い出です。



当時、カズがアミューズで賞をもらったとき、mixiニュースにカズの名前が載って、同級生みんなで盛り上がっていたのを思い出します。


僕はどこか、カズの背中をずっと追いかけていました。


24歳で再スタートした僕にとって、才能ある18歳のみんなが当然羨ましいと思っていました。


その中でも校内ライブでグランプリを取ったカズには、冗談抜きで憧れていました。


でも、そんなカズが僕の曲を褒めてくれたり、ユニットやりましょうとか、セッションしましょうとか、色々と誘ってくれたりした事が本当に嬉しかったです。


そんな存在が近くにいたからこそ、僕ももっと頑張ろうと思えたし、とても良い刺激を受けながらここまで活動して来れました。



だから正直なところ、やっぱりカズの活休はとても残念だし、単純に寂しいなあと思っています。


でもカズの音楽活動に対する気持ちが生半可なものではなかった事も知っているし、悩んでライブ活動休止を決めたカズの決断を僕は応援したいと思っています。



もちろん音楽をやめるわけではないみたいだし、特に今の時代なら色々な活動の仕方があるので、きっとまたすぐにカズの音楽が聴ける日が来るんじゃないかなぁと期待したりもしています。



長々と思ったことを書いてしまいましたが、一言で言うと、カズにはただただ感謝の気持ちでいっぱいということです。

本当にありがとう。



たぶん、僕はこの12年でだいぶ変わったと思います。


まだまだだなぁと思うことばかりですが、色々な刺激を受けたことで成長できた部分も沢山あります。


干支も1周して、あのときと同じ子年になりました。


今年はもう一皮むけたアーティストになれるように引き続き頑張ります。



追伸

不規則な更新ですが、いつも見てくださっている皆様ありがとうございます。

今後も週一くらいで気楽に書いていきますので是非お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


月曜日はいつも忙しくてどうも寝るのが遅くなってしまうのですが、早く寝ましょう。



いしいひろき