銭湯ライフ

いしいひろきです。


3連休も明け、コロナウイルスのニュースばかり気になってしまう今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。


個人的にはここ最近どうにも身体の疲れが抜けなくて、肩こりや腰の痛みと戦いながらPC作業を進める日々が続いております。



図らずも、今月は週に一度は銭湯に行って疲れを癒そう月間となりました。


銭湯に通い、身体の疲れを騙し騙し凌ぎながら、また痛みと戦う日々


まさにこれが本当の"せんとう"態勢。



……身体だけでなく、色々な意味でオヤジ化が進んでいるのかもしれません。


気を引き締めていきたいと思います。



でもやっぱりお風呂上がりは

ぐびっと、欠かせません。


これはコーヒー牛乳ですが、銭湯といえば「ビンの牛乳」のイメージが強いですよね。


ふと、なぜ「銭湯 = ビン牛乳」なのか気になったので調べてみました。



それは戦後、まだ一般家庭にお風呂が無かった時代。


銭湯にはそれはそれは多くの人が集い、とても活気のある場所だったようです。


そして、当時は冷蔵庫もまだ一般家庭には普及しきっておらず、身近な場所で唯一冷蔵庫があったのが銭湯だったようです。


そんな理由もあり、当時の一般家庭では朝に配達された牛乳は長時間の保存ができなかったため、牛乳は朝しか飲めない貴重なものだったとの事。


そこで、銭湯は冷蔵庫があることを活かし、夜でも冷えた牛乳が飲めるようにビン牛乳の販売を始めた。

という説が濃厚らしいです。


これが大好評だったようで、以後、銭湯にビン牛乳は欠かせないものとなっていったそうです。


しかしながら、冷蔵庫が普及した現代においても変わらず風呂上りのビン牛乳が愛されているのは、これが1つの日本文化として定着している証拠ですよね。



正直、僕は牛乳が貴重な飲み物だった時代のことは知らないわけですが、ほんの少しだけその時代の匂いを感じる瞬間があります。


朝しか飲めないはずの牛乳を夜に、しかもお風呂を上がったあとに飲むことができる。


きっと当時はかなりの贅沢だったのでしょう。


下町の銭湯へ行ったとき、少しだけタイムスリップした感覚になり、風呂上がりに牛乳を飲んだときは「もうこれ以上何も望んではいけない」と思うほどの幸せを感じる瞬間があります。


まぁ写真はコーヒー牛乳ですが。



色々なことが便利になって、"当たり前"が増えた現代において、忘れがちな「何か」。


それが何なのかは未だによく分かっていませんが、たまに僕の心の片隅で音を立てているので、確かに存在はしているのだと思います。



疲れたり、うまくいかなかったり、不安なことも沢山あったりする日々ですが、そんな日々の暮らしのなかにも幸せはたくさんあるということ。


いつも感謝を忘れずに暮らしていたいと思います。



さて

今夜は家のお風呂でゆっくり浸かります。


皆様も体調には充分気をつけてお過ごしくださいね。



追伸

2月も今週で終わってしまいますね。

3月は個人的に誕生月。


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乞うご期待!



いしいひろき